両立支援コンサルティング
仕事と「何か」を両立しながら働く時代に必須のサポート
長く働く時代、そして男性も女性も働く時代には、「両立」が欠かせません
かつて、「両立支援」といえば「子育て中の女性が仕事を続けていくための支援」と思われていました。しかし、昨今の課題は変わってきています。これからは、老若男女、全ての人が仕事と「何か」との両立の可能性があり、現役で働く期間に一度は直面する課題です。
<サポート例>
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全従業員向け、「仕事と育児」「仕事と治療」「仕事と介護」などの両立研修
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管理職向け、部下の両立支援研修
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両立に直面している従業員向け相談対応、メンタリング
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組織の両立支援体制作りのコンサルティング
大切な人材を失わないために、従業員の両立支援に組織として取り組むことが大切です。当社では、自らも両立の課題に直面した経験を持ち、働く人たちへの両立支援に取り組む各分野のコンサルタントが、貴社の人材の「両立の課題」をサポートします。
仕事と妊娠出産・育児との両立
古くて新しい課題、今後はハード面(制度)よりソフト面(人的支援)が重要に
共働きが当たり前となるとともに、男性も、女性と同様に家事育児に携わる人が増えています。妊娠出産のある女性への両立支援とともに、男性への仕事と育児の両立支援が重要になっています。
育児休業や時短勤務などの制度は、すでに十分に整備されつつあります。これから必要なのは、制度を自分の両立スタイルに合わせてどのように利用していくのか、家族での分担や家事育児の民間サービスの活用、そして、上司への相談の仕方や、職場での仕事の進め方などの、仕事と育児の両立への心構えやノウハウのサポートです。
働き盛りの男女従業員の多くが直面する課題を、適切なアドバイスをしながらサポートしていきます。
仕事と治療(不妊治療・がん治療など)との両立
上司同僚に相談しにくい、不妊治療やがん治療
「子どもを持ちたい」と思いつつ、なかなか妊娠しないカップルは、10組に1組とも、5組に1組とも言われています。本格的に不妊治療に取り組む際には「治療とフルタイム勤務の両立は極めて難しい」との意見もあり、仕事上の配慮が必要です。しかし、不妊の悩みは周囲に打ち明けにくい場合が多く、本人が誰にも相談できないまま退職してしまうケースが多いと言われています。
がん治療など、病気の治療と仕事との両立も同様です。長く働く時代に、現役で働く期間に何らかの病気にかかり、手術・入院・通院・投薬をしながら仕事を継続していく従業員は増加しています。しかし、職場で相談できず、退職を選んでしまう人が多くいます。
当社では、実際に自らが仕事と治療の両立課題に直面した経験から、職場での両立支援に取り組むコンサルタントが、当事者の相談に対応しながら、上司・組織にも働きかけて、全ての人が安心して仕事を続けていかれるようサポートします。
仕事と介護との両立
介護は突然始まり、終わりが見えにくい。日頃からの両立体制がカギ
親の介護は、ほぼ全ての人が等しくその機会が訪れます。また、ある日突然始まるのが介護の特徴です。介護保険制度や社内の制度、相談窓口などの介護の基礎知識を事前に把握しておくことが、介護離職をしない・させないために必要です。
介護をする雇用者の年代では、50代~60代が多いですが、40代も、男女ともに約20%います。介護休業・介護休暇など介護に関連する制度は、介護が始まっても「自分の仕事に集中し続ける」ための制度です。制度を正しく理解し、自分の介護スタイルに合わせて取り入れることが重要です。
仕事と介護の両立をする従業員への適切な相談対応、上司や組織への介護離職を防止するためのコンサルティングなどを、自らも仕事と介護の両立経験のあるコンサルタントが実施します。
担当コンサルタントの紹介
中尾 あずさ
3人の子育てと会社員を両立してきたコンサルタント
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国家資格キャリアコンサルタント
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メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種
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育休後アドバイザー
大学を卒業後、旅行会社に入社。営業と海外添乗員を経験。その後転職をし、法人営業、代理店渉外業務、人材育成・研修講師などを17年間経験。この間、結婚をし、3度の出産・育休・職場復帰を経験。
これまでに約300人のワーキングマザーに約3,000回の面談を実施。働く人の仕事と育児の両立支援の実績多数。
君野 和美
仕事と家庭の両立と向き合うコンサルタント&コーチ
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国家資格キャリアコンサルタント
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産業カウンセラー
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銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ
幼稚園教諭として社会人をスタートし、その後、スポーツ用品メーカーに転職。競技販売促進部にて、トップ選手の競技ウエアのサポートをし、企業内陸上部マネージャーも務める。結婚・出産後は、実家の両親の協力を得ながら、仕事と家庭の両立を模索。現在は両立支援および若手の就労支援に実績多数。
日下部 令子
会社員時代にがんに罹患、仕事と治療の両立を経験
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国家資格キャリアコンサルタント/2級技能士
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介護離職防止対策アドバイザー®
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アンコンシャスバイアス認定トレーナー
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日本パーソナルコミュニケーション協会 認定講師
冠婚葬祭サービス会社及び人材業界に計23年間勤務。営業や広報活動に携わり、管理職も務める。この間に乳がんになり、治療と仕事との両立を模索した経験からキャリアコンサルタントに転身。現在は研修講師・コンサルタントのかたわら、がん患者への支援活動にも参画している。
リー 寿美子
育児&介護のダブルケアと仕事との両立を経験
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国家資格キャリアコンサルタント
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メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種
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介護離職防止対策アドバイザー®
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一般財団法人 女性労働協会 認定講師
14年間客室乗務員(CA)として勤務。国際線チーフパーサー、ファーストクラス訓練の教官として教育にも携わる。結婚・出産後は仕事と育児の両立に奮闘する。その後、父親の介護が始まり、育児&介護のダブルケアと仕事との両立を経験。現在は母親の介護をしながら、仕事と介護の両立コンサルタントとして実績多数。